11月8日(土)
自分では全く自覚はないが、最近子供から「お母さんお腹がたるんできた」「お尻がたるんできた」と指摘されることが増えた。
主に入浴時。
臀部に至っては「右のほうがたるんでいる」とより細かい指摘をされる。
大学時代の発達心理学の講義で「老化も発達である」と習って以来、老化現象に対してフラットな気持ちでいる。
(改めて大学で見聞きしたことは人生にプラスにジワジワ効いてくるなと感じる。)
だから子供の指摘に腹も立たず、そうか、と聞いている。
むしろ自分では気付かないことを教えてくれてありがとうと思っている。
でも日によっては気持ちに余裕がない時に身体のたるみについて指摘されるとなんだかイラッとする。
我が子は目ざといのですぐ私の苛立ちに気付いて「なんで」と質問してくる。
正直に「基本的にはありがたいけど、時にはイラッとすることもある」と打ち明ける。
「なんだ、気分次第じゃん」と不服そうだが、本当にそうなんだから仕方がない。
一応就寝前に短時間だけ筋トレを始めたが、効果があるんだかないんだか。
つまり私はまだ「たるみたくない」「体型崩したくない」という願望があるようだ。
Mrs. GREEN APPLEの三人だけじゃなく、私も今後更年期に向かって新しいフェーズに入っていく。
自分の変化が楽しみな反面、やっぱり不安もある。
あ、更年期のホルモンバランスって思春期以来の大変化を起こすんだっけ?
11月9日(日)
なぜか月に3度は子供に「お母さん何歳?」と聞かれる。
当然「43歳」と正直に答える。
いいかげん覚えてくれ。
答えたついでに、日本における女性の年齢に対する妙な扱いについて説明する。
日本では一般的に女性は若ければ若いほど良いという価値観が根強いこと、一般的に女性に年齢を尋ねることは失礼だとされていること。
子供は「ふーん、変だね」と感想を述べるが、後者は一般的なマナーであると理解してくれている。
性別に関わらず、人は年齢とともに経験値が上がり魅力が増していくものだと思う。
だから自分では43歳という今の年齢に誇りを持っている。
イタリア在住経験のある作家の光野桃さんが描いていたが、イタリアやフランスでは40女なんかまだまだ小娘で、50代以降こそ憧れのかっこいい女として大切にされるそうだ。
じゃ、なんで日本では女は年齢隠すのがマナーなんだよ。
それは日本の男性は若い女が好きで、その好みから外れた女はかわいそうだから年齢を尋ねない配慮をしてあげましょうということなんだろう。
は?
なんで男性の好みに合わせて世のマナーが形成されるんだ。
しかもこのマナーを守らないと絶対的に無礼者扱いされるし、当の女性も条件反射的に「失礼ね!」と1㎜の疑問もなく思うから問題は根深い。
この日本における女性の年齢に対する妙な扱いはこの先も世代を超えて脈々と受け継がれていくだろう。
でも私個人は子供に対して身をもって示したい。
若い頃より今がラクに生きられているし、年を重ねることはいいことだと。
年齢に関係なく挑戦したいことに挑戦すればいいと。