こんにちは!!
8月も後半ですね。
昨日、「いつまでこの暑さが続くんやろ…」とふと疑問に思い、ネットで検索してみました。
よそ様のブログから得た情報によりますと、9月下旬から本格的に気温が下がり始めるみたいですね。
あと丸々一か月かよ…。
体力持つかな…。
さてさて、夏休み中はほかに何を読もうかなと迷ったんですが。
普段は勤務先の中学校の図書室で本を漁るんですが、休み中はそれもできないので自宅の本棚から選びました。
今回はちょっと趣向を変えて、三島由紀夫の『潮騒』にしてみました。
夏にぴったりだし♪
数年前に一度読んでけっこう読みやすくておもしろかったんですよね。
さあ、アラフォーになった今ならどう感じるかな!?

『潮騒』ってどんな話なの??
言わずと知れた文豪・三島由紀夫の人気作ですね!
”島の若者と乙女の初々しい恋愛もの”っていうイメージが定着していると思いますが、本当にその通りです。
父を亡くし母と中学生の弟を養う新治(18歳・漁師)と、島の有力者の娘・初江(海女)が恋に落ちます。
ですが、初江の婿の座を狙う安夫や、初江の父親が二人の恋路をジャマします。
新治に恋する千代子もいらぬ横やりを入れてきて…。
伊勢湾に浮かぶ美しい島を舞台にした初恋の行方は!?
文芸評論家・佐伯彰一氏の解説によると、『潮騒』執筆時、三島由紀夫は29歳。
『愛の渇き』『仮面の告白』などを発表しており、すでに”手練れの小説家”だったそうです。
そんな彼が20代の最後に青春の輝きを書き残そうとしたのがこの『潮騒』だったのでは、と佐伯氏は解説しています。
数年ぶりに再読してみて、やっぱりすごく素直で爽やかな青春物語だな、と感じました。
では見どころを探っていきましょう!!
アラフォー的見どころ①新治がめちゃくちゃいい男です!
主人公の新治が本当にいい男なんですよ。
心身ともに健康で快活、家族思いで、よく働くし、漁師の仕事にしっかり取り組んでいて将来の展望も持っている。
父を亡くし今は貧しい暮らしをしていますが、かなり将来性のある男性だと思います。
男性にも色んなタイプの方がいますが、新治みたいに”気は優しくて力持ち”というタイプは一種の理想ではないでしょうか。
新治に恋している千代子という少女がいるんですが、この千代子がまたこじらせ系なんですよ~(笑)。
「自分は醜い」と信じ込んでウツウツと悩んでいます。
で、勢いあまって新治に「あたしの顔、そんなに醜い?」と質問するんですが、新治は、「美しいがな!」と即答します。
下心なく、ただ聞かれたことに答えただけ。
スパーンと竹を割ったような性格が気持ちいいです!
アラフォー的見どころ②恋敵の安夫がありえない下劣男です!
裕福な家の息子安夫が、初江の婿の座を狙って暗躍します。
まったく、この男が許しがたい下劣男なんですよ~(怒)。
新治と初江の距離が縮まったことに焦った安夫は、なんと初江を強姦して自分のものにしようとします。
実際に初江に襲い掛かるんですが、マヌケにも何度も蜂に刺されて断念するんです。
っていうか、強姦…?
強姦した時点で二人は犯罪者と被害者の関係になるし、そこに恋愛は成立しなくなるだろ…。
というのが普通の発想だと思うんですけど安夫は違って、
「(女に)言うに言えない苦悩を与えてやるということはすばらしい」なんて言ってます。
性犯罪者の異常な心理を見たようで背筋が寒くなりました。
安夫にとって女はモノなんですね。
だから強姦すれば支配下に置けるという理屈です。
ああ本当に胸糞悪い!!
なんだかイヤ~な話題で終わってしまいますが、今回はこのへんで。
また夏休みが終わるまでに頑張って投稿したいと思います!