アラフォー過ぎても人生楽しみたい  本・子育て・人間関係

アラフォー司書です。書評中心に思うところを綴ります。キラキラしてません。

2025-10-01から1ヶ月間の記事一覧

2025年10月25日~10月27日のできごと【日記】

10月25日(土) 休日なのでゆっくりできるはずなのになぜか朝からイライラしている。こちらが当惑するほど、子供が私の表情を観察しているのでイライラがすぐバレてしまう。”女の体は生涯を通してホルモンの影響を受け続ける”ってことを以前に説明しているの…

書評『一心同体だった』続きの続き

こんにちは。 前前回から『一心同体だった』です。ではさっそく見どころを探っていきましょう! アラフォー的見どころ③男社会に搾取される女性たちがほんとに痛々しい… 連作短編集の本作。10歳から40歳の8人の女性たちの人生が描かれます。学生時代はそれな…

書評『一心同体だった』続き

こんにちは。前回からの続き、『一心同体だった』についてです。 「女ってだけでなんでこんな理不尽な扱い受けにゃならんのだ!」と声を上げたくなる作品です。ではさっそく見どころを探っていきましょう! アラフォー的見どころ②女の生態&男の生態をこれで…

2025年10月20日~22日のできごと【日記】

こんにちは。アラフォー司書です。これまでは書評ばかりを投稿していましたがこれからはもっと気軽に日記めいたものも投稿しようと思います。 それではさっそく今週前半の出来事です。 10月20日(月) A中学校に出勤。まずは大量に届いた新着図書の処理から…

『一心同体だった』~女性ってだけでなんでこんなに生きづらいの~

こんにちは。びっくりするほど寒いですね!今週末にかけて冷え込みが厳しくなり、木々の紅葉も進むのではないかと楽しみにしています。 さて、今回ご紹介する本は山内マリコさんの『一心同体だった』です。まるまる平成30年間を背景に、女性の生き方…という…

『あつかったらぬげばいい』〜オトナに刺さる絵本〜

こんにちは♪ 今日はちょっと箸休めに絵本をご紹介したいと思います。 作者はヨシタケシンスケさん。 今や時代の寵児といった存在の作家さんですね。 誰にでもわかる言葉で生きる上での真理を描いていていつもスゴイな〜と思っています。 数ある作品の中でも…

『夏日狂想』~続き~

こんにちは。前回からの続き、『夏日狂想』です。 ではさっそく見どころを探っていきましょう! アラフォー的見どころ②創作に命を懸ける人々がアツイ 礼子の付き合う男性はアツイ文学者ばかり。エネルギーのすべてを創作につぎ込みます。中でも一番凄まじい…

『夏日狂想』~女の人生、独りになってからが本番~

こんにちは。10月に入って数日経ちましたがけっこう暑いですよね…。なんか毎回暑い暑いばっかり言ってる気がしますが(汗)。毎晩風呂上りに子供の髪を乾かしますが、その時の暑いこと暑いこと。耐えられずネッククーラー付けますからね。 さて、いつまでも…

『熊はどこにいるの』~前回の続き~

こんにちは。前回からの続き、『熊はどこにいるの』です。 アラフォー的見どころ②死を選ばない限りは生きていくしかない 我ながら重苦しいことを言うなあと思いますが(笑)。4人の女性たちの姿を追っていてそう感じました。 4人それぞれ孤独と闇を抱えていま…

『熊はどこにいるの』~生きづらさを抱える女たちの「性」~

こんにちは。10月に入りやっとこさ秋らしい気配を感じるようになりましたね。一年中こんな気候だったらいいのにと心から思います。 さて、今回読んだ本は木村紅美さんの『熊はどこにいるの』です。先日、第61回谷崎潤一郎賞を受賞し話題になりましたね! か…